アロエ、多肉植物用の培養土のレシピや作り方

2013.11.03 更新

標準培養土(2013年版)

赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6〜8mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する一週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
たい肥にも肥料分はかなりありますが、別にマグアンプK中粒、ハイグリーン(微量要素肥料)、有機化成肥料を適量いれています。
また根ジラミ対策でオルトラン粒剤DXを根の回りに適量いれ場合もあります。ハイグリーンは用土に均一に混ぜ全面全層に配置しています!

2013年からは上記標準培養土を短毛丸、花盛丸、大型アロエを除くほとんど全てのサボテン、多肉に使っています。ただし少し保水力を上げたい場合は赤玉やバーミキュライトを少し追加し、保水力を下げたい場合は、日向土やパーライトを適量加えたりして調整しています。またPhをより酸性にしたい場合は、赤玉を鹿沼土に変更したり、腐葉土の代わりに無調整ピートモスに変更したりしています。水道水のPhが7以上の場合はサボテンの培養土は絶対アルカリ性に傾かないようにしないといけません!

アロエ、多肉植物用培養土のレシピ(2011〜2013年Cometが植え替えに使用した培養土のレシピ一覧です。)
品種の違いだけでなく、株の大きさ、鉢サイズや種類、栽培環境などによっても培養土のレシピは微妙に変わってきますので、ご自身の栽培環境等を考慮した上で、自己責任でお願い致します。Cometの栽培環境は最後に記載しています。

アロエ用培養土(アロエも多肉植物ですが、以下の4種はかなり大きくなるので小型品種の多肉植物と分けています)

アロエ属 不夜城(ふやじょう) 

10号鉢のアロエ不夜城

鉢サイズ:5号〜10号プラ鉢 株径:15cm〜30cm  高さ:15〜45cm
培養土レシピ
赤玉小粒(3〜5mm)6:たい肥2:腐葉土1:日向土1:イズカライト0.5(天然のゼオライト)合計で10になりません。
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)1〜2cm程度敷きます。
駄温鉢を使う場合は鉢底石はやや多めに入れます。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
ただし7号鉢以上は鉢底石は10〜15mm程度の物をやや多めに、培養土も選別して鉢底付近は6〜8mm、中間部は4〜6mm、上部は2〜4mmのサイズを使用します。

アロエ属 キダチアロエ 

12号鉢のキダチアロエ

鉢サイズ:12号プラ鉢 株径:35cm高さ:50cmほどが4株、株径:15cmほどの子株が10株ほど
培養土レシピ
赤玉(下記参照)5:たい肥1.5:腐葉土1.5:日向土2:イズカライト0.5(天然のゼオライト)合計で10になりません。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を適量、骨粉粒を少々入れています。
ただし7号鉢以上は鉢底石は10〜15mm程度の物をやや多めに、培養土も選別して鉢底付近は6〜8mm、中間部は4〜6mm、上部は2〜4mmのサイズを使用します。

アロエ属 アロエベラ 

7号鉢のアロエベラ

鉢サイズ:7号〜10号プラ深鉢 株径:40cm 高さ:50cm 現在は20cm以上の子株が5株
培養土レシピ
赤玉小粒(3〜5mm)5:たい肥2:腐葉土1:日向土2:イズカライト0.5(天然のゼオライト)合計で10になりません。
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別10mm程度のものを使用)1〜2cm程度敷きます。
肥料は骨粉を適量、サボテンに使っている有機肥料小粒を少量を入れました。
深植えですので、表土は上から3cmほどは上記レシピに日向土を2割ほど増したレシピにしています。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を少量、骨粉粒を少々入れています。
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別8〜12mm程度のものを使用)2cm程度敷きました。

アロエ属 チネンシス 

8号鉢のアロエチネンシス

鉢サイズ:6号〜8号プラ深鉢、駄温鉢 株径:20〜30cm 高さ:30〜50cm
培養土レシピ
赤玉小粒(3〜5mm)5:たい肥2:腐葉土1:日向土2:イズカライト0.5(天然のゼオライト)合計で10になりません。
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別10mm程度のものを使用)1〜2cm程度敷きます。
肥料は骨粉を適量、サボテンに使っている有機肥料小粒を少量を入れました。
やや深植えですので、表土は上から2cmほどは上記レシピに日向土を2割ほど増したレシピにしています。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を少量、骨粉粒を少々入れています。
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別8〜12mm程度のものを使用)2cm程度敷きました。

アロエ属 翡翠殿 

翡翠殿

鉢サイズ:4号プラ深鉢、ロゼット径:5〜7cm 高さ:15〜25cm 仔吹き群生し易い
培養土レシピ
赤玉小粒(3〜5mm)5:たい肥2:腐葉土1:日向土2:イズカライト0.5(天然のゼオライト)合計で10になりません。
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別10mm程度のものを使用)1〜2cm程度敷きます。
肥料は骨粉を適量、サボテンに使っている有機肥料小粒を少量を入れました。
やや深植えですので、表土は上から2cmほどは上記レシピに日向土を2割ほど増したレシピにしています。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を少量、骨粉粒を少々入れています。
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6〜8mm程度のものを使用)1cm程度敷きました。

エケベリア属 白牡丹(はくぼたん )

エケベリア属 白牡丹(はくぼたん )

鉢サイズ:3号プラ鉢 株径:10cm 高さ:10cm
培養土レシピ
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)少し敷きました。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機化成肥料と、マグアンプK中粒を少々入れました。

エケベリア属 野ばらの精

エケベリア属 野ばらの精

鉢サイズ:3号プラ鉢 株径:10cm 高さ:10cm
培養土レシピ
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)少し敷きました。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機化成肥料と、マグアンプK中粒を少々入れました。

パキフィツム属 桃美人(ももびじん)

パキフィツム属 桃美人

鉢サイズ:2号プラ鉢 株径:6cm 高さ:8cm
培養土レシピ
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)少し敷きました。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機化成肥料と、マグアンプK中粒を少々入れました。

パキフィツム属 千代田の松(ちよだのまつ)

パキフィツム属 千代田の松

鉢サイズ:2号プラ鉢 株径:9cm 高さ:8cm
培養土レシピ
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)少し敷きました。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機化成肥料と、マグアンプK中粒を少々入れました。

ベルゲランツス属 照波(てるなみ ) 園芸名:三時草

照波

鉢サイズ:4〜7号塗り浅鉢、駄温鉢浅鉢、プラ鉢ミニコンテナetc
培養土レシピ
赤玉(3〜4mm)4:日向土2:たい肥1.5:腐葉土1.5:ゼオライト1
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を少量、骨粉粒を少々入れています。
追記
培養土は赤玉7:腐葉土3の一般的な草花用のレシピで、ほとんど問題ありませんが、プラ鉢で栽培する場合は1割ほど軽石など混ぜた方がいいかもしれません。 また肥料もマグアンプを少量元肥として使い、あとは液肥(ハイポネックス草花用)で追肥するぐらいで大変良く育ちます。我が家の照波は1000倍の通常希釈でも肥料焼けなどは起こしませんが、猛烈に徒長しますので、4000倍ぐらいで与えるのが無難。

クラッスラ属 フチベニベンケイ 園芸名:カゲツ、金のなる木

カゲツ

鉢サイズ:6号プラ深鉢 2株
培養土レシピ
赤玉(3〜4mm)3:鹿沼(3〜4mm)3:日向土1:腐葉土1:たい肥1:パーライト0.5:イズカライト0.5
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=6:6:6)を少量、骨粉粒を少々入れました。
以前使っていた培養土は少し軽すぎで、今回のように根をほとんど落としたのでは支えきれないと思い、少し重めにしました。
表土は鹿沼土です。

カランコエ属(ブリオフィルム属) 子宝草(コダカラソウ )

子宝草

鉢サイズ:6号プラ鉢 株径40cm 高さ65cmの2年目の株や1年目の株径35cm 高さ20cmの2株など
赤玉土(3〜5mm)5:軽石1:腐葉土2:たい肥2
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
N:P:K=6:6:6 の化成肥料を少量、骨粉を少量加えました。
鉢底に軽石を2cmほど入れました。


センペルビウム属 クモノスバンダイソウ 園芸名:巻絹(マキギヌ)

巻絹

鉢サイズ:6、7号駄温鉢浅鉢 
培養土レシピ
赤玉(3〜4mm)5:日向土(3〜4mm)2:たい肥2:腐葉土1
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別8mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を少量、骨粉粒を少々入れています。

クラッスラ属 火祭り(ヒマツリ )

火祭り

鉢サイズ:2〜4号プラ浅鉢
赤玉(2〜3mm)4:日向土3:腐葉土1:たい肥1:バーミキュライト0.5:イズカライト0.5 もしくは
赤玉(2〜3mm)4:日向土3:腐葉土1:たい肥1:イズカライト1
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6〜8mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を少量、骨粉粒(赤玉土等による燐酸分吸着補正分)を少々入れています。

カランコエ属(ブリオフィルム属) 胡蝶の舞(コチョウノマイ )

胡蝶の舞

鉢サイズ:3号素焼き鉢 2株を1鉢に植え込んでいます。
赤玉(2〜3mm)6:腐葉土2:たい肥1:日向土0.5:イズカライト0.5
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン、多肉、アロエ専用*
腐葉土は購入後一年間寝かせたものですが、さらに使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を適量、骨粉粒を少々入れています。

ハオルチア属 玉扇錦(ギョクセンニシキ.)

玉扇錦

鉢サイズ:4号プラ深鉢
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6〜8mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する一週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
たい肥にも肥料分はかなりありますが、別にマグアンプK中粒、ハイグリーン(微量要素肥料)、有機化成肥料を適量いれています。
玉扇は他にもタイプの異なる株を4種類栽培していますが、用土は同じです!

ハオルチア属 寿(ことぶきorレツーサ)

寿

鉢サイズ:4号プラ深鉢
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6〜8mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する一週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
たい肥にも肥料分はかなりありますが、別にマグアンプK中粒、ハイグリーン(微量要素肥料)、有機化成肥料を適量いれています。

アガベ属 姫笹の雪 (ヒメササノユキ)

姫笹の雪

鉢サイズ:4号プラ鉢 仔吹きやすく群生しやすい
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6〜8mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する一週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
たい肥にも肥料分はかなりありますが、別にマグアンプK中粒、ハイグリーン(微量要素肥料)、有機化成肥料を適量いれています。

アガベ属 王妃雷神白中斑(オウヒライジンシロナカフ )

王妃雷神白中斑

培養土レシピ
鉢サイズ:3号プラ鉢
赤玉(2〜3mm)4:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々
鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6〜8mm程度のものを使用)1cm程度敷きます。
たい肥は自家製サボテン専用*
腐葉土は使用する一週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
たい肥にも肥料分はかなりありますが、別にマグアンプK中粒、ハイグリーン(微量要素肥料)、有機化成肥料を適量いれています。

プレイオスピロス属 帝玉(テイギョク )

帝玉

鉢サイズ:4号〜5号プラ深鉢
日向土2:イズカライト2:バーミュキライト1:ピートモス0.5より少なめ
鉢底には軽石小粒を、表土にも軽石小粒を使用しました。
肥料は自家製発酵油かすの玉肥と骨粉粒を砕いて少量施しました。
かなり排水性が良い土ですが、日向土もイズカライトもバーミュキライトも保水量は少ないながらも保水時間はかなりある方なので、帝玉向きかなと思っています。また上記用土は赤玉や鹿沼土などよりは遙かに崩れにくいので、通気性も十分保たれると思います。

リトープス属 白花黄紫勲(しろばなきしくん ) C036

リトープス属 白花黄紫勲

鉢サイズ:2号プラ鉢
(赤玉(2〜3mm)1:鹿沼土(2〜3mm)3:日向土(微粒)4:腐葉土1:たい肥1:イズカライト少々)に、さらに20%日向土を混ぜたものを使用しました。表土はすべて日向土微粒です。
肥料はマグアンプK中粒を3g、ハイグリーン(緩効性微量元素)を適量、有機肥料の小型のペレットを適量入れました

リトープスは他にもグローエンドライエンシス、トップレッドSS、黄鳴弦玉、ダブネリー、茶福来玉を栽培していますが、用土はすべて同じです!

・・・・・・・・続く


注記
*たい肥は自家製サボテン専用です。作り方はこちらです。

*培養土の作り方はこちらです。

サボテン用培養土のレシピはこちらです


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Cometの栽培環境
関西中部の高温多湿、冬はけっこう寒い地域で、サボテン、多肉植物等にとってもわりと厳しい環境です。
2012年のベランダ温度はマイナス5.9度からプラス42.2度でした。(測定場所はベランダの柱の影ですので、直接太陽光は当たっていません。夏太陽が直接当たると50度は簡単に超えます。またマイナス50度からプラス70度まで2箇所同時に測定でき、MIN、MAXをメモリーできるデジタル温度計を2台使用して高さなど異なる場所も測定しています。)
基本は無加温、防寒、防風処理なしのベランダと軒下栽培ですが、水やり後一週間以内で最低気温がマイナスの予報の時だけ一部の品種のみコンテナまたは室内に取り込むようにしてます。さらに耐寒性の低い品種、低湿度に弱い品種、株径3cm未満の幼苗などは11月以降、春先までコンテナに入れています。
居住地は風の通り道にあるようで、日照が無くても風通しが良く表土は割と早く乾きます。
水は基本的には雨水(弱酸性)を使用。貯めた雨水を使う場合と雨の日に外に出す場合とがあります。
水道水はPh5.8以上〜8.6以下に定められていますが、多くはPh7以上、地域によっては8以上のアルカリ性ですので、水道水をそのまま使うことはありません。私の町の浄水場のPhは7.39(2008年3月問い合わせ時)
水道水を使う場合は浄水器を通した水を前日かそれ以上前に充分攪拌し汲み置きして使います。
培養土のレシピ、栽培方法等もまだまだ試行錯誤の段階です。
もし参考にされる場合は、株の健康状態、ご自身の栽培環境等十分に考慮し自己責任でお願いします。


このページは、Cometのサボテン栽培日記で投稿した内容をまとめたものを、その後の経験等に基づき、随時加筆や修正しています。

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