鷺草(サギソウ)の栽培暦と育て方

2010年11月12日 修正


学名
Pecteilis radiata
和名
鷺草(サギソウ)
分類
ラン科ペクテイリス属
性状
耐寒性多年草
原産地
日本、朝鮮半島、台湾
特徴
白鷺が羽を広げて飛ぶ姿に似た純白の花を咲かせるので、鷺草と呼ばれているようです。日本では本州から九州にかけての山地の湿原に自生するランで、地下には小豆大の球根(塊茎)があります。4〜5月ごろに芽を出し、7月〜8月頃開花し、冬は落葉します。花色は白だけですが、葉に白斑(銀河)、黄斑(暁)などもあります。日本では自生地が激減しているようです。


2010年の関西中部の栽培記録です。
よく陽当たりの良い場所で管理するとありますが、ここ最近の夏の暑さではすぐに日焼けして枯れてしまいますので、最高気温が30度を超え始めたら50%以上の遮光が必要です。また風通しも必要で熱がこもらないようにする必要があります。

天候と最高気温/最低気温を記載していますが、気温は気象庁発表の気温ですので、栽培場所とは少し異なります。
特に夏場は50%以上の遮光をしていても陽が当たっていますので、栽培場所の最高気温は簡単に40度を超えています。

2010年03月16日(曇り/晴れ 気温17.2度/12.9度)
鷺草(サギソウ)植え替え

昨年(2009年)よりおよそ1週間遅れで植え替えです。昨年は1/3の4株に葉緑素の全くない真っ白な葉っぱが出て生長しませんでしたし、50%の遮光をしているにもかかわらず、日焼けで結局花芽も上がってきませんでした。また日焼けのせいで葉もかなり早く枯れ込んでしまっているので、球根が無くなっているかもしれませんが、とりあえず堀上げることにしました。

木酢液で洗ったサギ草の球根

まず表面の水苔と表土を取り除きました。そしておそるおそる土を落としていくと、なんと昨年と変わらず12ヶの大きくなった球根が出てきました。また真っ黒に腐った球根も5ヶ出てきました。写真は100倍の木酢液で洗った状態です。
たぶん昨年より一回り大きくなっている気がします。でも腐った球根は昨年真っ白な葉っぱの球根なのでしょうか?
昨年より遅かったこともあり全ての球根が発芽していました。
山野草専門の花屋のご主人と昨年話をしたところ、関西では水苔で育てると、腐りやすいので、土だけで育てたほうがいいよと教えてもらったので、今年は土だけにしました。

培養土の植えに並べたサギ草の球根

鉢底には日向土とゼオライトを1cmほど敷き詰め、培養土は鹿沼土3:日向土2:バーミキュライト1:ゼオライト0.5にしました。鉢の表面から1cm程度まで培養土を入れ、球根を並べるのですが、その前に数回たっぷり水やりをして、微塵を完全に抜き、また培養土に徹底的に水を含ませました。
球根を並べ、培養土を軽くかぶせました。表面にも水苔を貼りません。
さらに水やりを数回おこないました。

植え替えの終わったサギ草

仕上がりはこんな感じです。今年はプラ鉢でも挑戦してみます。1つのプラ鉢は銀河と青葉、もう一つは青葉のみで、駄温鉢が銀河のみです。これで品種による違いなども見てみようということです。
銀河は青葉の斑入り品種です。
さて今年はうまくいくのでしょうか??

2010年04月22日(雨 気温13.4度/9.3度)
鷺草(サギソウ)発芽

発芽しました。写真でも分かりますように、駄温鉢で栽培している斑入りの品種、銀河です。発芽は昨年(2009年)とほぼ同じです。

サギ草銀河の発芽

プラ鉢の青葉や銀河は今年購入した球根で、球根の大きさも小さめでしたし、また発芽もしていませんでしたので、もう少し遅れると思います。
今日は朝からずっと雨が降り続けましたので、サギ草は外に出してしっかりと雨に当てました。

2010年04月25日(晴れ/曇り 気温19.3度/3.2度)
22日に発芽が確認されたサギ草(銀河)ですが、次々に発芽し、なんと8ヶまで出てきました。この駄温鉢には12球植え付けていますので、昨年以上の良いペースです。しかも今のところ葉緑素のない真っ白な葉っぱは無さそうですので、今年は期待できるかも?!

サギ草銀河発芽

それと写真ではほとんど確認できないほど小さな発芽ですが、プラの1鉢にも発芽が確認できました。斑がないような感じですので青葉だと思われます。22日の雨に当てっぱなしが良かったのでしょうか?!
サボテンたちには今の時期の長雨は困りますが、サギ草やキショウブ、ハナトラノオなど水大好きの草花たちには雨は本当に恵みの雨で、雨後の筍ではありませんが、本当に良く生長してくれます!
我が家の近くの竹林近辺の歩道や道路を見ると、一昨日までは全く出ていなかったのに、そこら中に筍がぼこぼこ出てきてたりしていますからね!雨後の筍とはよく言ったものです!

今日は朝から快晴ですが、結構冷え込みました。ベランダは2度台でした。日中は18度ぐらいまで上がる予報ですが、この時期なら25度ぐらいまでは上がって欲しいのですが?!

2010年05月07日(雨/曇り 気温21.5度/18.4度)
昨日の夜から場所を移動して、たっぷり雨に当てています。一昨年から育てている銀河はすべて発芽し順調に育っています。そして今年から新たに追加した、銀河と青葉もやや遅れてはいますが、発芽数も増えてきました。

サギ草銀河の新芽 サギ草青葉の新芽

左の鉢は以前から育てている銀河で、大きくなり始めました。右の写真は今年から育て始めた青葉の鉢です。もう一鉢青葉と銀河の混植の鉢がありますが、生産地の違いでしょうか、青葉の方がやや遅めに発芽しました。でも昨年のように葉緑素のない葉っぱがどの鉢にも出たりはしていませんので、たいへん順調と言えるのではないでしょうか?!
これまでサギ草には雨水、泉の水、整水器で作った弱酸整水以外は与えていませんし、肥料も全く与えていませんでしたが、今年はどうしようかな?
今までは水苔で栽培していたので、栄養分は水苔にもあったのでラン菌根菌任せでした。しかし今年の培養土は鹿沼土3:日向土2:バーミキュライト1:ゼオライト0.5ですから全く肥料分がありませんのでねぇ、少し極薄の液肥でも与えた方がいいかもしれません。だいぶ以前に洋蘭用の液肥を買ったのが残っているので、それを使ってみるかな?
ラン菌根菌の種類は違うかもしれませんが、ラン菌根菌に悪影響は与えない様な気もしますし!!

2010年05月16日(晴れ 気温25.3度/11.6度)
やはり青葉より銀河の方が発芽が早かった分、生長も早いようです。また今年は陽当たりの良い場所で遮光するのではなく、風通しを最優先させ、午前中陽が当たり午後は半日陰程度の場所で管理しているせいか、日焼けもなくここまでは順調です!!

サギ草銀河

これは今まで育ててきた銀河ですが、葉っぱもかなり生長してきましたし12株全てが発芽し、大変順調です!

サギ草銀河と青葉

こちらは今年購入した球根を植え付けた鉢ですが、銀河と青葉の混植です。銀河の方が生長が早いです。あと青葉が2〜3ヶ発芽するはずなんですが、まだのようです。

サギ草青葉

この鉢は青葉のみの鉢です。少し銀河に比べると生長が遅いです。ただ斑がない分大きくなり始めると早いかもしれません。この鉢も2〜3ヶ発芽していないです。銀河より青葉の方が発芽しにくいのかな??
ただ今年は葉緑素のない真っ白な葉っぱの株など一切出てきていないので、今回の培養土の方があっているのかもしれません。今までですと梅雨に入ると病気が発生しやすかったので、これからは葉先の変化などに注意が必要です。

今日も天気は良さそうですが、乾燥していますので、水を欲しがる品種などの水やりは朝夕2回必要です。

2010年06月09日(曇り/晴れ 気温29.1度/18.1度)
1ヶ月近く経ちましたが、良い感じで生長してくれています。ただ青葉だけが3ヶ発芽しなかったようです。

サギ草銀河と青葉

左の5号プラ浅鉢は青葉だけの鉢ですが、2ヶ発芽していません。銀河に比べると生長は遅いのと葉っぱがけっこう細いようです。
真ん中の5号プラ浅鉢は銀河と青葉の混植です。どちらも今年購入した球根ですが、左の青葉とはメーカーが違います。球根の大きさは今年購入した銀河、青葉と もにほとんど同じ大きさでしたが、銀河の方が葉の大きさも一回り大きいようです。この鉢も青葉が1ヶ発芽していません。
右側の5号駄温浅鉢は銀河のみです。3年目の球根で大きさは今年購入した球根の倍近くありましたので、やはり株もだいぶ大きいようです。
今のところ病気や日焼けなどは起きていません。また今回の培養土はけっこう水持ちもいいようで、駄温鉢でも朝水やりすれば夕方までは十分持っているようです。ただこれからは梅雨に入りサギ草には良い季節ですが、細菌やウィルス性の病気は多発しやすくなってくるので、注意が必要です。予防に殺菌剤を塗布しておこうかな?!

2010年07月28日(晴れ/曇り 気温33.4度/26.3度)
鷺草(サギソウ)の花芽

昨年は50%の遮光でも花芽や生長点が日焼けして花を見ることができませんでした。今年は簾越しのほうが少し遮光率が上がるようで、なんとか持ちこたえ花芽が膨らんできました。

サギ草青葉の花芽 サギ草青葉の花芽

この鉢は青葉のみを栽培しているのですが、青葉は斑入りの銀河に比べ2回りぐらい小型で、しかも日焼けし易いです。ですが、この青葉のこの子が一番花芽を伸ばし、そして少しずつ花芽が膨らんできました。この鉢ではもう1株が花芽を伸ばしていますが、あとは出るかでないか微妙な感じです。両側の鉢は銀河のみと、銀河青葉の混植の2鉢ですが、こちらにも2〜3株ほどが花芽を伸ばしてきていますが、開花にはまだ時間がかかりそうです!
鉢受け皿が見えますが、暑さ対策で一応冷たい水(18度)を入れています。朝と昼と夕方の3回、水を交換しています。また水やりは朝夕の2回です。

2010年08月09日(晴れ/曇り 気温32.8度/26.3度)
ようやく1輪目の花芽が膨らみ展開しようとしてきました!!

膨らみ初めたサギ草の花芽

サギ草などラン系の花の構造はたいへん複雑でこの状態ではどのように展開するのかなかなか想像できません。3枚の顎に包まれた花芽と茎の間を繋げている少し 折れ曲がった白い部分が見えてきています。この部分が名前の由来にもなった鷺が羽根を拡げているように見える花びらの着け根で唇弁と呼ばれているところで す。3枚の顎も開き初め隙間から白い花びらが3ヶ所から見えてきていますので、2〜3日中には開花してくれると思います?!
ただ2年前に開花目前で水やり後遮光を忘れて一気に日焼けさせてしまって全ての花芽を真っ黒にしてしまった経験があるので、何とも言えませんが??
この花芽は青葉の花芽ですが、この青葉であと5ヶ花芽が上がってきています。また他の鉢の斑入り品種の銀河も5〜6ヶ花芽が上がってきていますが、この花芽に比べるとまだ1週間は遅れている感じです。サギ草はかなり小さな球根でも花芽を着けるようですが、その場合かなり開花時期が遅れるようです。ですので大小の球根が混じっていると開花時期がかなり長くなるようです。

今朝も熱帯夜でした。日中の気温の高さも厳しいですが、夜間の高温は人間にも植物にもかなり厳しいですねぇ!!最近疲れが溜まってきているのがよく分かります!でもお陽様大好きのワタやモミジアオイなどは毎日花を咲かせてくれています。

2010年08月10日(雨/曇り 気温31.9度/25.7度)
鷺草(サギソウ)開花

朝見たときは明日ぐらいかなと思っていたのですが、夕方戻ってきたらサギ草の開花が始まっていました。まだ鷺の両翼が開いただけですが、それでもたいへん可憐です!

開花直前のサギ草の花芽 開花が始まったサギ草

左の写真は今朝午前6時過ぎのものです。この状態だとあと1日はかかると思ったのですが、雨が降ったり止んだりで気温が低かったのが良かったのでしょうか、 午後4時過ぎに戻ってきた時は、右の写真のように開花が始まっていました。2つの顎は開きましたが、最後の顎が帽子のようにかぶったままです。これが開く とサギ草独特の雄しべや雌しべが出て来ます!明日の朝には完全な姿を見せてくれるでしょう!!!

今日は1日中雨が降ったり止んだりでし た。ただ私はお墓の掃除に出かけていたのですが、お墓のある黒谷さんはお昼前後は晴れていましたが、2時過ぎからは強い雨が降っていました。ですが家にいた母によると自宅は小雨がたまに降ったり止んだりだったそうです。17時頃からまた雨が降ってきました、どうも台風4号の影響も出て来ているようで、明日、明後日とこんな天気が続くみたいです!今晩は湿度の高い熱帯夜なのではたいへん寝苦しそうです

2010年08月11日(晴れ/曇り 気温34.3度/24.0度)
開花しました。たった1輪ですが、まるで白鷺が飛翔しているような、たいへん可憐な花姿です!!

開花した鷺草

今年は3月16日に植え替えました。今までの水苔メインの培養土ではなく鹿沼土、日向土メインの新しい培養土で試みでしたので、不安もありましたが、4月22日から発芽し、そして今年から栽培し始めた青葉も次々に発芽してくれました。また梅雨に入り病気も気になりましたが、なんとか殺菌剤などに頼ることなく、乗り越えてくれました。
洋蘭のシンビジウムの栽培もそうですが、私はラン菌根菌まかせの無肥料栽培ですので、なかなか株が大きくなりませんし、花芽の数も多く出て来てはくれませんが、7月中旬過ぎから花芽が上がってくるようになりました。そして昨日からついに開花が始まりました。本日1輪だけですが、このような可憐な姿を見せてくれたのです!!!
鷺草は日当たりを好むと良く書かれています。たしかに気温があまり上がらない、ある程度標高があるところや冷たい湧き水が流れ出ている湿潤地では日当たりが 良くてもいいのかもしれません。しかし軒下でも簡単に40度を超えてしまうような我が家では、30〜50%程度の遮光では簡単に日焼けし上がって来た花芽は1日で真っ黒になってしまいますし、また深目の鉢受け皿に水を貯めても昼過ぎにはぬるま湯になってしまいます。
そこで今年は50%の遮光シートよりは遮光性の高い簾(スダレ)を用いて、また置き場所も最も風通しの良い場所にしました。梅雨明け以降は水やりは朝夕2回おこない、水温も18度にし、さらに腰水で栽培にして与えました。こうすることで7月17日の梅雨明け以降21日間の熱帯夜、18日間の猛暑日という過酷な日々もなんとか乗り越えて開花にまでこぎ着けられました!
まだたった1輪ですので喜んでばかりはいられませんが、まだ10以上の花芽が上がってきていますし、銀河のなかには1茎に2ヶの花芽を着けたのが2ヶほど出て来ましたので、残りの花芽も全て開花出来るように頑張りたいと思います!!!

2010年08月24日(晴れ/曇り 気温36.6度/26.7度)
銀河が4輪開花しました。銀河は葉っぱの縁に斑の入った品種で、普通の鷺草に比べると葉っぱも一回り大きいですし、花茎の太さも長さも大きいです。ただ花も大きいかというとそうでもなく、バランス的には花がやや小さめといった印象です。

鷺草銀河開花

肥料をやると1つの花茎に3から4ヶの花を着けるようですが、ラン菌根菌くんまかせの水しか与えていない栽培では、2ヶがいいところです!写真のもので最も長い花茎は28cmほどですが、やや徒長気味といったところです。20cmを少し超えたぐらいで開花してくれれば、バランス的には良い感じになるのですが!!
あと2鉢ありますが、こちらは1株ずつの開花で、数輪が咲くにはまだかなり時間がかかりそうです。
特に青葉(普通のサギ草のことです)は、小さいせいかなかなか花芽が大きくなりません。


続く・・・・・・




鷺草の最新情報はC
ometのサボテン栽培日記の草花・鉢植えで確認願います。



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Cometの栽培環境
関西中部の高温多湿、冬はけっこう寒い地域で、特に梅雨から初秋にかけては鷺草にとってはかなり厳しい環境です。
2006年以降、2010年2月現在までの観測では、栽培場所の最低気温はマイナス4.6度以下、最高気温は42.2度以上です。
基本は外に出しっぱなし栽培ですが、真夏と厳冬期のみ軒下に移動させることもあります。
居住地は風の通り道にあるようで、日照が無くても表土は割と早く乾きます。
水は基本的には雨水(弱酸性)を使用。貯めた雨水を使う場合と雨の日に外に出す場合とがあります。
水道水はPh5.8以上〜8.6以下に定められていますが、多くはPh7以上、地域によっては8以上のアルカリ性ですので、水道水をそのまま使うことはありません。私の町の浄水場のPhは7.39(2008年3月問い合わせ時)
雨水以外にはアルカリイオン整水器の弱酸性水か近くの泉の湧き水を使っています。
培養土のレシピ、栽培方法等もまだまだ試行錯誤の段階です。
もし参考にされる場合は、株の健康状態、ご自身の栽培環境等十分に考慮し自己責任でお願いします。


このページは、Cometのサボテン栽培日記に投稿した内容をまとめたものを、その後の経験等に基づき、随時加筆修正しています。 ですから日記掲載当時と若干考え方や内容に違いがありますが、ご理解ください。

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