ベンケイソウ科カランコエ属(ブリオフィルム属)子宝草(コダカラソウ)の栽培暦と育て方

2012年02月28日 更新

数百輪が開花した子宝草 子宝草(Kalanchoe(Bryophyllum) 'Crenatodaigremontianum')とは
子宝草(コダカラソウ)は同じベンケイソウ科の胡蝶の舞(コチョウノマイ Kalanchoe laxiflora or Bryophyllum crenatum子宝弁慶(コダカラベンケイ Kalanchoe daigremontianum)、別名:錣弁慶(シコロベンケイ)との交配種です。
しかし片親である子宝弁慶(コダカラベンケイ)も、葉が茎についたままで、葉の縁のくぼみの部分から新芽が出て、簡単に落ちるところが全く一緒(子宝草はこの子宝弁慶の特徴を引き継いでいるのですから)なので、子宝弁慶(コダカラベンケイ)も子宝草と呼ばれる場合もあるようですが、子宝草という名前をもつ品種は1種だけです。
またマザーリーフ(セイロンベンケイ Kalanchoe pinnata)も子宝草と呼ばれていることがあるようです。ただしセイロンベンケイ胡蝶の舞葉が落ちてから初めて葉の縁から新芽出てくるので、子宝草や子宝弁慶とは簡単に見分けられます。
花の色は本来、オレンジですが、培養土のPhや開花時期の気温などで、薄い黄色からややオレンジがかった黄緑色で開花することもあるようです。

子宝草と子宝弁慶(コダカラベンケイ)との見分け方
葉の先端の形状が異なり、子宝草は少し丸みを帯びていますが、子宝弁慶(コダカラベンケイ)は先端がやや尖った三角葉です。
子宝草には葉の裏には目立つ斑はありませんが、子宝弁慶(コダカラベンケイ)には褐色の斑があります。
まれに子宝草にも緑色の斑(葉の裏の緑よりやや濃い程度)がでる場合もあるようです。

子宝草の性状と管理

常緑多年草です。多肉植物として扱うより、耐寒性の低い観葉植物として扱ったほうが育てやすいと思います。
・乾燥に余り強くなく、冬場でも月に2回程度の水やりは必要。(下記に書いていますように、最低気温が7度以上確保した場合で、水温30度ほどの水を鉢の4隅に少量与えます。ただし鉢底までしっかりと乾いている場合です。当然乾いていなければ与える必要はありません!)
夏の強光線と多湿には弱く、子株は溶けたり、15cm程度の株でもふにゃふにゃになったりし易いので、50%程度の遮光と風通しが良いことが重要。
ただし日照時間が短いと直ぐに徒長するのでやや水やりを控えめにします。

左の写真は2010年8月に6号鉢に鉢上げした株で、株径30cmを超えています。このぐらいの大きさになれば写真でも分かるようにサボテンたちと同じ直射光が当たり、40度を簡単に超えるベランダで栽培しましたがまったく平気で、真夏の強光線でも日焼けすることなく、またふにゃふにゃになったりはしないようです。


耐寒性はあまりなく、子株は7度、大株で5度程度は必要なので、屋外の簡易ビニールハウスでは越冬できず、枯れます。特に8cm以下の小さな株は溶けるようになくなります。できれば子株は10度近く確保したい。また冬場耐寒性をあげようと、水を長期間(1ヶ月とか)切ると葉っぱ全体がピンク色になり、春になっても元に戻りませんので、変色させないことが重要。(葉っぱの周辺だけの場合は戻る率は高いです)

子宝草の冬の管理(冬越し方法)
子宝草の冬越しは陽当たりの良い室内の窓際がいいと思います。ただしあまり窓際だと夜間気温が下がるので、できれば子株は夜間だけは暖かな場所に移動させた方がいいかも?!でも暖房が効きすぎた室内や電気が点灯しているような場所は適しませんので、注意すること!
また葉っぱに子株を着けたままだと親株の栄養がすべて子株に吸収され親株の葉が枯れやすくなるので、開花させるなら秋口にはすべて子株を取り除く方こと。
子宝弁慶は耐寒性があり、零度近くでも越冬できますが、子宝草は上記温度が必要ですので、注意!!

天頂部の花も開花が始まった子宝草 開花が始まった子宝草

子宝草の花
花芽は植え付け後2〜3年で上がってくるのが一般的なようです。12月中旬から1月中旬頃に花芽が伸び始め、花茎が50cmを超えた2月中旬から3月中旬頃開花するようです。
下記の栽培記録からも分かりますが、我が家の大株は植え付けて1年半で花芽が上がってきました。ただし我が家は室内でもかなり気温が下がる日もあるため、開花時期はかなり遅れました。(室内で管理していますが、鉢を2重鉢にしたり、株全体をエアキャップで巻いたりしてギリギリの状況で冬越しさせています)

・子宝草の植え替え時期
植え替えは最低気温が10度を下回らなくなった4月中旬頃が適期です!
1回り大きな鉢に植え替え、徐々に屋外の気温や日差しにならしながら管理し、5月中旬からはずっと屋外で育てます。
株は鉢の大きさに比例して大きくなるので、あまり大きな鉢にしない方がいいです。6号鉢ぐらいまでにしておいた方が後の管理が楽です。

・子宝草の株分け
落ちた子株の植え付けは、いつでも可能です。水に浮かべ発根したら、草花培養土を入れた鉢に植え付ければ直ぐに根付きます。
最低気温が7度を保てる場所で管理します。ただしいくらでも増えてしまうので、処分する勇気も必要です。

・子宝草の子株
葉っぱの大きさが5、6cmぐらいになると、葉の周辺から子株が出始めます。
子株は最低気温が確保されれば、1年中出ますが、5月から10月頃にかけてが、最も多く出るようです。
また我が家では多年草として扱わず、花後は処分してしまうので、正確ではありませんが、一度子株を外した場所からは子株は出ないようです。
花後は、着花部位すべてが子株になりますので、数百の子株が一気に出ます!

(子宝草は交配種ですので、胡蝶の舞の性質が強く出た株と子宝弁慶の性質が強く出た株とで、耐寒性や耐乾燥性の違いがあるかもしれません。
我が家の子宝草は一緒に栽培している胡蝶の舞と大変性質が似ています。)

2009年02月08日
子宝草をいただきました。
いただいた子宝草は葉の先端の形状が割と丸まっており、葉の裏に斑がないことから子宝弁慶ではなく、子宝草のようです。

子宝草

現在は写真のように耐寒性を上げるために水を切り管理されていたようで全体がピンク色になっています。

子宝草の子供達

落ちた新芽が発根し根付いたものがたくさんありました。

落ちた子宝草の新芽

我が家にもってこられる途中、振動で落ちた新芽達です。
いただいた鉢にはもうこれ以上株を増やせないので、新しい鉢に植え込もうと思っています。落ちた新芽はどれも発根していないので、発根させてから植え込んだ方が良いかもしれません。

根のないアロエの子株などを発根させるには、霧吹きで水をかけ、ビニールなどで水分が蒸発しないように覆って日陰に置いておくと、発根するのですが、子宝草も同じでよいのでしょうか?
試してみます!

2009年03月06日
子宝草の子供が発根しました。
霧吹きで水をやっていたのですが、水滴が貯まったところにある子供は割と早く発根していたのですが、それ以外の場所のは気配すらなかったので、水に浮かべてみました。
するとなんと3日でほとんどの子供が発根しました。

発根した子宝草の子供

もう少し根が伸びたら、角鉢に寄せ植えします。でも後のこと考えたら1ヶずつビニールポットの方がいいかな?

2009年03月16日
水に浮かべて発根した子宝草の子株ですが、根の長さが3cm以上になったので、浅い角鉢に鉢上げしました。
一週間はかなり暖かな日が続くので、子株でも問題ないと思います。

子宝草の子供達

培養土はサボテンなどの古土(処理済み)7:腐葉土とたい肥合わせて3で肥料はたい肥のみとしました。
たい肥の作り方はこちら

2009年05月10日
植え込んで2ヶ月近く経った子宝草の子株もかなり個体差が出てきました。大きく生長した株とほとんど大きさが変わっていないのと極端です。

子宝草の子株

植え込み時に比べるとよく分かると思いますが、上の3ヶなんかほとんど変わっていないですよね!
大きくなったのはそろそろ鉢上げするかな?

2009年06月01日
子宝草の子株ですがかなり大きくなりました。

生長し始めた子宝草の子株

3週間前とは比べものにならないくらい大きくなっているのが分かります。そのため鉢の乾きも早く、もっと水持ちの良い土にすれば良かったかな、と思っています。
15株植え付けたのですが、1株だけは付きませんでした。
前回もそろそろ鉢上げしようかな?なんて言っていましたが、本当に鉢上げしないといけない状況になってしまいました。

2009年06月13日
子宝草の子株になんと新芽が出てきました。これで子宝草らしくなってきました。

子宝草の子株

前回の写真に比べると一目瞭然ですが、子株もかなり大きくなっています。もう鉢からはみ出してきました。この写真では分かり難いので、アップはこちら

子宝草の新芽

この新芽のでき方は子宝草最大の特徴で、葉の縁のくぼみに新芽(子供)ができ、これが落ちて新しい子株へと生長するのです。
この写真の株も2月に親戚からもらった親株から落ちた子供を植え付けたものですが、こんなペースで子株が増えていくとちょっと困ります!

2009年06月23日
子宝草の新芽がたくさん出てきました。よく見ると、大きくなった新芽は風や振動で落ちていました。

子宝草

これまで葉はわりと外へ広がっていたのですが、少し立ち上がってきました。
全ての株の葉に新芽が出ています。大きい葉には葉の縁全てに新芽が出ています。新芽はまだ全体的に小さいですが、大きいのは株分けした3月6日ごろより少し小さいぐらいまで大きくなっています。
3月6日に株分けし、その株がもう株分け出来そうな新芽(子株)を付けているのですから、これからの気温等であれば、もう1回株分け出来そうな感じでです。
全部株分けしたら、10月頃には200株を軽く越えてしまいます!
こんなペースで増える植物はなかなかないですよね!!
さすが子宝草といったところでしょうか!

2009年07月17日

子宝草の子株

子宝草ですが、植え替えもせずにそのままにして育てて いますので、株がぶつかり合って大変なことになっています。そして子株の数も多く、かなり大きくなってきているので、写真のように既に発根している子株も たくさんでてきました。3月に植え付けたときはこの写真の子株よりも小さかったのですからね!
また蓮口で上から水やりしますと子株がポロポロ落ちますので、既に根付いてしまった子株もたくさんできてしまいました。
子宝草とはよく言ったものですね!
ねずみ算的に増えていきます!!
あー困った!!!

2009年08月04日
親株よりも大きくなってしまいとんでもない状態です!

Kodakarasou12

培養土も鉢も完全に見えなくなってしまいました。葉っぱがぶつかり合って変形しているところもありますし、勢力争いに負けた株は、少し傷んできたようです。
夕方涼しくなったら少し株分けしようと思います。でも株分けしたらまた子株がたくさん落ちるだろうな?
ということはまた増える??

Kodakarasou13

こちらはなんと不夜城の鉢にいつの間にか根付いてしまった子宝草です。
鉢を動かしたときにでも新芽が落ちたのでしょう。
もうこんなに大きくなっています。
不夜城よりかはかなり水を欲しがるので、このままにしてはおけませんので、こちらも別の鉢に植え替えなくては!

2009年08月18日
子宝草の植え替え(鉢上げ)

アロエ不夜城に根付いた子宝草と溢れんばかりに生い茂った子宝草の子株を植え替えました。

植え替え後の子宝草

こちらは不夜城に根付いた子株です。5号鉢に植え込みました。不夜城の鉢から抜くときにけっこう根が切れたのでちょっと心配です!

植え替え後の子宝草

こちらは今までよく出てきていた子株の群生から株分けした株です。6号鉢に植え込みました。6号でちょうどいいぐらいに、大きくなっています。この株と同じサイズの株があと14株あるわけです!

培養土のレシピは以下の通りです。
多肉植物にしてはかなり水持ちのいい土になっています。
サボテン古土5:軽石1:腐葉土2:たい肥2
N:P:K=6:6:6の化成肥料を少量、骨粉を少量加えました。
6号の鉢のみ鉢底に軽石を2cmほど入れました。

子宝草の性状
半年間育ててみて分かったことは、子宝草は我が家の他の多肉植物よりは、ほとんど一般的な草花に近い性状であるということです。ですから培養土も通気性は良いが水持ち、保肥力のある培養土が適していると思えたからです。
注意点とすれば高温多湿にはやや弱く、また強光線も苦手であることです。
ですから現在は風通しが良く、午前中しっかり日が当たるが、午後からは明るい日陰になるような場所で栽培しています。

2009年08月31日
18日に6号鉢に鉢上げした子宝草ですが、野良猫にやられました。先日今まで見かけた ことのない野良の子猫が数匹塀の上を歩いているのを見て、ちょっと心配していたのですが、本日昼過ぎ見に行ったら根本から折られ、葉っぱ2枚も引きちぎら れていました。残念ですが株本体の復活は難しそうなので、処分しました。

Kodakarasou16

群生している鉢から新しい株を植え付け直しました。前回のよりは、少し小ぶりで、ぶつかり合っていたので葉が変形しています。きれいな形で育てようと思ったら、本葉4〜6枚ぐらいで鉢上げするのがいいみたいです。

Kodakarasou17

こちらは不夜城の鉢に根付いた株ですが、植え替え時にかなり根が切れて心配していましたが、新しい葉っぱも2枚出てきましたので、ちゃんと根付いたようです。これぐらいで
の鉢上げがいい感じです。

2009年09月06日
また6号鉢の株を野良ネコが悪戯して、駄目にしてしまいましたので処分しました。相性が悪そうなので6号鉢にはもう植え込むのを止めました。

2009年11月06日

子宝草

鉢上げしてからずいぶん大きくなりました。頂いたときの親株はピンク色になっていましたが、夏になってもピンク色は緑に戻らず葉が痛んできましたので、子宝草は耐寒性が低く、水を切って管理し色づかせてはいけないようです!また性状も多肉植物より、一般の草花に近いところがあり、水切れにも弱く、真夏の強光線に弱いことがあげられます。ですからこれ からの管理ですが、最低気温が7〜8度を下回る場合は室内で管理するなどしていく必要があります。まだこの大きさでは花芽がつきませんが、カランコエ属は短日植物ですから、ポインセチアなどと同じ短日処理をすれば、花芽がつきやすくなります。ですから室内で育てる場合は、夕方5時以降は段ボールなどを被せておきましょう!!

2009年11月25日
今日は暖かくなりましたが、最低気温はこの10日間はほとんど7度を下回ってきていますので、日当たりの良い軒下に移動させました。子宝草は耐寒性があまりなく5度以下になりますとピンク色に変色します。アロエなどでは春になり暖かくなれば元の緑色に戻るのですが、子宝草は戻らず、やがて葉が落ちてしまいます。ですから変色させないためにはできれば室内で冬越しするのがベストで す!

子宝草 子宝草

でもこんなに増えちゃっているので、どうしようか迷っています。元々は左下の写真の角鉢1つだけでしたが、落ちた子株を母が拾っては、ミニコンテナや6号に置いていくものですから、こんな状態になっています。あと休ませている花壇にも置いているようで、数十の子株が根付いているみたいで す。こちらは子宝草くんの生命力に賭けるしかありませんが!

子宝草

3月に植え込んだときはこんなんだったのですから、本当に増えすぎです!
怠けず植え替えたり鉢上げしていたらとんでもないことになっていたかもしれません。現在は5号鉢に単独で鉢上げした株を開花させるつもりで育てていますが、今年はまだ無理のようです!

2010年01月05日
子宝草(コダカラソウ)は同じベンケイソウ科の胡蝶の舞(コチョウノマイ)と子宝弁慶 (コダカラベンケイ)、別名:錣弁慶(シコロベンケイ)との交配種です。

子宝草

子宝草と外見が大変よく似ている子宝弁慶は割と強靱で耐寒性も高いので、氷点下にならなければ十分越冬できるようですが、胡蝶の舞はやや耐寒性が低く5度以上は必要です。
これら2種の交配種である子宝草の耐寒性は胡蝶の舞と同じか、やや低く7度程度は必要なようで、昨年から検討中のコンテナ防寒ではかなり厳しく、下葉が「ふにゃふにゃ」になってきました。また葉の周囲も変色してきました。下葉の「ふにゃふにゃ」は夏場水切れさせた時や強光線に当てた時と同じような感じなので、もしかしたら水を切りすぎている(1ヶ月以上与えていない)せいかもしれません。概して厚葉の植物は水切れすると葉が柔らかくなりますからねぇ!(もちろん根腐れしてもなります!!)
ですがこの変色が進行し、葉全体がピンク色になると春になっても元に戻りませんので、この5号鉢の株だけは室内で越冬させることにしました。
ただ昨年11月25日の日記の写真と比べると葉っぱがだいぶ大きくなっているのが分かります。もしかしたらテストで3週間コンテナ内に入れたために、生長したのかもしれません。コンテナ内は日照がほとんどなくても内部温度は15度ぐらいまで上がりますし、日照があれば、蓋 をずらしていても25度ぐらいにはなりますからね。それと本来は晩秋から初冬に蕾を着け、真冬から初春に花を咲かせますから、冬場生長してもおかしくはないのですが!
しばらくは様子見で日中はコンテナで夜は室内で管理することにします!

2010年01月09日
葉っぱが「ふにゃふにゃ」になってきた子宝草ですが、夜間室内に取り込み、そしていつものように冬用の水やりをすると、葉っぱがピンと張り、全体的に葉が立ち上がってきました。夜間の気温もありますが、第一の原因は水を切りすぎていたことのようです。でも一安心です!!!
冬場でも10日に1回ぐらいのペースで水やりする、そのためには夜間の温度は7度以上は欲しいかなといったところでしょうか?!
ですからペペロミアと同じぐらいの管理が必要なようですが、でも日照はかなり必要ですので、やはりずっと室内というわけにはいきません。
午前9時頃から夕方4時ぐらいまではコンテナ内で、それ以外は室内で管理となりそうです!

2010年01月22日
なんと新芽が出てきたばかりではなく、 葉の縁に子供が出てきました。新芽は左下の写真の中央にまだ2枚の葉っぱがひっついた状態で見られます。この新芽でこの株は24枚の葉っぱを着けています。

子宝草の新芽と子供 子宝草の新芽と子供

左上の写真でも、子供は赤くなった葉の縁のくぼみに明るい緑色した部分が何ヶ所か確認できます。右上の写真は左の写真の名札の左、11時方向の葉っぱのやや付け根に近い部分の子供のアップです。今までこんな出たばかりの、小さな子供の状態に気づいていなかったので、 ちょっと感動です!

子宝草の新芽と子供

真横から見た写真です。
下葉には夏場ナメクジ、バッタ、ダンゴムシなどに食われた跡が残っていますが、まだ最初の双葉から全ての葉っぱが残っています。
現在株径は22cm、高さは表土面から葉っぱの先端まで入れてちょうど10cmです。夏場しっかりと日光に当てていたので徒長せず節間が詰まって大変良い状態です。あまり真横から観察していなかったので、我ながらちょっと嬉しくなります!!
でもこの間まで「ふにゃふにゃ」だった株とは思えません。もしかしたら最低気温さえ確保できれば年中生長するのかもしれませんねぇ?!

2010年02月02日
子供がだいぶ大きくなってきました。

子宝草の子供

これぐらいの距離でもけっこうよく分かります。それと一番新しい新芽の一つ前の葉っぱには、もしかしたら全ての縁のくぼみに子供が出来ているみたいです!
まるで昨年の初夏の頃と同じように生長しているみたいです。ですから培養土も結構乾きます。週に1回ぐらいのペースで水やりしないといけない感じです。でも調子に乗っていると一気に根腐れなんて事になりかねないので、注意しなくちゃね!!

子宝草の子供

この角度から見ると、子供に2枚目の葉っぱが出てきています。昨年夏はこんな感じで観察していなかったので、今の時期だと子供の生長がゆっくり見られるので面白いです!

2010年02月17日
子宝草くんのまだ葉っぱが2枚しか出ていない子供が発根しました。これまでの観察では葉っぱが4枚で7、8mmぐらいの大きさになって初めて発根していましたが、こんなに小さい状態(3mmありません)で発根したのは初めてです!

発根した子宝草の子供

しかもこの子達、ちょっと鉢を動かしたりするだけで、落ちてしまうのです。こんなに小さいうちから落ちてしまうのも初めてです。まあ発根しているわけですから、落ちてもちゃんと生長するかもしれませんが、どうなんでしょうか??
それと新芽が大きくなり、さらに新たな芽が出てきたこともあって、下葉が痛んできました。さすがに最初の双葉はもう枯れそうです。それと日照不足なのに生長しているせいで、少し徒長してきました。コンテナの中ではなく、日中もう少し寒いところに置いて生長を抑えた方が良かったかもしれません。でもどの程度の気温で生長が抑えられるかは分かりませんので、難しいところです。今回は安全な冬越しを優先させたので仕方はありませんが!!

2010年03月13日
水に浮かべて、発根させていた子宝草の子供をビニールポットに植え付けました。2号のビニールポット20ヶに25株ほど植え付けています。

植え付けた子宝草の子供

培養土は母が野菜などを育てるのに購入している有機培養土に赤玉土、鹿沼土、パーライ ト、ゼオライトを少々混ぜて若干排水性を改善しています。
この子宝草の子供は、屋外の簡易ビニールハウスで越冬させていた親株の子供です。8cm以下の小さな株は全滅してしまいましたが、昨年(2009年)3月に最初に植え付け立派に生長していた親株は、なんとか持ちこたえていました。ですが生長点もかなりやられていそうですし、下葉はほとんど無くなってしまっていたので、子供だけを救出して、10日前から室内で育てていた子供達なのです!

発根した子宝草の子供

根は3cmから5cmにも伸び、また新芽を出し始めた子供も出てきましたので、 朝一番で植え付けました。
昨年は角鉢に寄せ植えした結果、植え替えが面倒で植え替えませんでしたので、今年は最初からビニールポットにし ました。でもこんなにあっても仕方無いなあ!!

2010年05月02日
植え替えをしました。

植え替え前の子宝草

上の写真は植え替え前の子宝草ですが、最近出た4枚の新芽が捻れてきたのです。今までこんな事はありませんでした。もしかしたら根詰まりなどすると捻れたりするのかもと思い植え替えることにしました。

植え替え後の子宝草

6号鉢に植え替えると言うよりは鉢増しです。けっこう根鉢になっていましたので安心しました。また一昨日水やりしたのにカラカラでしたから、今の時期もの凄く水を欲しがるようです。

植え替え後の子宝草

横からだとこんな感じです。7号でも良さそうな気がしますが、あまり大きな鉢だと水を切りたいときになかなか切れなかったりするので、6号にしました。鉢底と周囲の根鉢を少しだけ崩して植え込んでいます。
培養土は以下の通りです。
赤玉土(小粒3〜5mm)5:軽石1:腐葉土2:たい肥2
N:P:K=6:6:6 の化成肥料を少量、骨粉を少量加えました。
鉢底に軽石を2cmほど入れました。
植え込んでたっぷりと水やりしました。2、3日は午後からは日陰になるような場所で管理します。

この株はここまで双葉から数えて32枚の葉っぱが出ています。一部ナメクジやバッタに食われて無くなっているのもありますが、29枚残っています。

さて今年は開花までこぎ着けられるでしょうか?

2010年05月12日
3月13日に植え付けた子株、あれから2ヶ月かなり大きく生長 しました。大きい株は既に2号ポット近くにまでなってきました。

生長した子宝草の子株

昨年(2009年)初めて株分けしたときもそうでしたが、けっこう個体差がでやすく、写真はわりと大きく育っている株ですが、残りの10株はやや小ぶりでかなり個体差ができましたが、本格的に暑くなれば、一気に生長しますので、あまり気にすることはありません。

子供がたくさん出来はじめた子宝草の親株

こちらは5月2日植え替えた子宝草の親株ですが、植え替えたのが良かったようで、一気に葉っぱの縁に子株ができました!新芽4枚の全ての縁に出ていますので、このままでいけば、また100以上の子株が出来てしまいます し、落下させてしまうと子株が根付いてしまうので、これからは鉢の移動や、水やりはなるべく慎重に取り扱う必要があります。

2010年06月07日
5月2日の植え替えが効いたのか、この1ヶ月でかなり大きく生長しまし た。現在株径は30cm高さ33cmで、一番大きな葉っぱは18cmもあります!

子株をいっぱい着けた子宝草の親株

6号鉢じゃなく7号にしておけば良かったとちょっと後悔しています。もともと6号鉢からはみ出していたのですが、水を切りやすいと思ってわざと小さめにしたのですが、それが間違いでした!今の時期朝に水やりしても夕方には鉢底までカラカラになりますので、水やりも大変です。
それと見てもらえば分かりますが、子株がまた凄いです!200ヶ以上は着いていますし、また直ぐに落ちて根付いているし困ります!

子株をいっぱい着けた子宝草の親株

葉っぱの周辺に子株が着くのは子宝草の特徴の1つでもあるわけですが、写真のように葉っぱの根元近くの返しみたいになっている部分の周辺にも子株が着いています。
現在は直射光下で栽培していますが、そろそろ午後は風通しの良い、半日陰になるよう な場所に移動しようと思っています。というのも昨年の夏は、強光線下で栽培(株径15cm)していたところ、葉っぱが柔らかくなってへたってきましたので。でもこのサイズの株は初めてですし、今のところは全くへっちゃらみたいなので、もしかしたらこれぐらいの株になると大丈夫なのかもしれません?!

2010年06月26日
とんでもない状態になってきました。

子宝草の大株

5月2日に5号鉢から6号鉢に植え替えた株ですが、新しい葉っぱがかなり大きくなり、下葉が枯れてきました。葉っぱの大きさは20cmを超え株径も40cm近くに、高さも40cmを超えました。
そ して葉っぱの縁に子株が着くのが子宝草の特徴でもあるわけですが、その子株にも子株が着き始めました。

子宝草の子株の子株

こんな感じで増えていったらねずみ算どころではありませねぇ!そして3月13日に植え付けた子株ですが、こちらも凄いです!

子宝草の子株

もともとは近所の方が欲しいと言われていたので、植え付けたのですが、5cmのビニールポットよりも遙かに大きくなり、しかも全ての葉っぱに子株が出来はじめした。そしてその子株が落ちて新たに根付いた株も出て来ました。一番生長していた株から5ヶほどは既にご近所の方に持って行ってもらったのですが、残っ ている株ももう5号もしくは6号鉢に単独で植え付けても良さそうです。

復活した子宝草

この鉢は昨年最初に植え付けた鉢です。ビニール温室内の冬越しで、 ほとんど葉っぱが枯れてしまい、ほとんどが茎だけになっていた株なのですが、なんと復活しました。

子宝草は多肉植物というより一般の草花 に近い性状で、夏場は強光線でへたりますし、10cm以下の子株の場合溶けるようになくなったりしますので、半日陰の風通しの良い場所で過ごさせます。ただ我が家の6号鉢はサボテンと同じ場所で強光線を浴びていますが平気なようです。まあ親である胡蝶の舞も直射光でもへっちゃらですしねぇ!

2010年06月29日
昨日夕方に水やりしたまま、棚に戻すのを忘れてしまった子宝草ですが、昼過ぎに見に行ったらとんでもないことになっていました。明け方の強い雨に降られて子株が辺り一面に散乱していました。

雨に打たれて散乱した子宝草の子株 雨に打たれて散乱した子宝草の子株

左の写真では分かりづらいですが、かなり小さな子株が沢山取れていました。右の写真は取れた子株の半分ほどです。残り半分ほどは既に流され、排水溝に貯まっていましたが、取るのが大変なので諦めました。でもこれだけでも凄い数なんですよね!!現在6号鉢の大株がありますが、これから風などで自然に落ちた子株が既に50ヶほどあり、ビニールポットで育てている20株からも、落ちた子株が結構な数があるの で、今回落ちた子株はしばらくは水耕栽培にしておくかな?!

2010年10月09日
6号鉢に鉢増しした株は株径40cm、高さ65cmにも達し、巨大な株になってしまいました。

子宝草大株

写真は8月上旬頃のものですが、この時点で高さは60cm近くあります。それまではベランダに置いていましたが、土の乾きが早く、少しでも鉢が軽くなると風で倒れやすいので、この頃から1階の軒下で栽培しています。短日処理しようかと思っていましたが、動かすたびに子株が落ちるのでやめました。

6号鉢に植え込んだ子宝草  子宝草

この株は6月26日の段階では、まだ2号のビニールポットに入っていた株です。ほとんどはもらっていかれましたが、残った株を左の写真のように8月5日に6号鉢に鉢上げしました。 その株が右の写真のように巨大になり、現在株径35cm高さ15cm、葉っぱの数22枚ほどにまで生長しました。写真で分かりますように、鉢の倍ぐらいの大きさになっています。ただこの株はベランダで育てていたので、徒長せずびっしり詰まっていますが、葉っぱが大きくなりすぎです。肥料は植え替え時のたい肥だけですし、水やりもかなり 抑えていたのですが、こんなに巨大になってしまいました。胡蝶の舞といい、子宝草といい、我が家のたい肥との相性が良すぎるのかもしれません。

地植えの子宝草

こちらは雑草化している子宝草です。鉢を動かしたとき、風で落ちた、また強い雨で落ちた子株を集め、花壇にばらまいておいたのが根着いてしまいました。夏ぐらいまでは、ダンゴムシ、バッタ、ナメクジなどが精力的に食べていたので他の植物が食われないので、いいかと思っていたのですが、さすがに数が多いせいか 50以上の子株が育っています。こんなのがまだ2箇所も出来てしまいました。うーん困った!子宝草以外にも、株分けしたときに外れた小さな子株を挿してお いた不夜城、こぼれ種で発芽したマンリョウ、スイートバイオレット(ニオイスミレ)、冬越しの時に切ったオリヅルランのランナー、ミツバなど勢力争いを繰 り広げています。でもこの中で子宝草は最も耐寒性がないので、冬越しは難しいですが!

さて6号鉢で巨大になった子宝草ははたして花芽が着くのでしょうか??短日処理したほうがいいのは分かっていますが、ポインセチアの短日処理で精一杯ですのでねぇ!!

2010年11月05日
先月巨大になった子宝草を紹介しましたが、なんとその株に花芽らしきものが出て来ました。
花芽は葉っぱの着け根から出る事は、いただいた方から聞いて知っていました。ですので上から3節目の着け根の両脇から葉っぱではない何かが上がって来ているので、花芽ではないかと思ったわけです!

子宝草の花芽?

それと驚いたことに、さらにその下の葉っぱの着け根の両脇からも、まだ写真では分からないぐらいの小さな花芽らしきものが出て来ているのです。もしかしたら4本も花が咲くのか??
子宝草の花芽は12月頃から出始めるそうなのですが、このところの12月上旬並の最低気温の低さから出て来たのかもしれませんねぇ!ですから花芽の生長はかなりゆっくりになると思われます。
何にせよ昨年8月18日に5号鉢に植え付けて、まだ1年ちょっとしか経っていないのですが、巨大になった事で花芽を着けてのでしょうか?それとも根詰まりで危機を感じて花芽を着けたのかも??

2010年11月08日
子宝草の大株に花芽らしきものが出て来たのはお伝えしました。
そこで大株にでてきたので、もしかしたらこの株にもと思い探してみたところ、なんと今年植え付けた株にも花芽らしきものが出て来ていました。

子宝草の花芽?

ちょうど株の真ん中あたりの葉っぱから出て来ていますので、花芽を見つけるつもりで探さないと分からない位置です。
でもこの株は下の写真のように3月13日の時点ではまだビニールポットに植え付けたばかりでしたからねぇ

子宝草

この株がどのビニールポットの株かは分かりませんが、この中の1つがこの花芽を着けた株なのです。
そして下の写真のように8月5日に6号鉢に鉢上げした時でも、まだこんなかわいらしい状態でした!!

子宝草

そしてこの2鉢をサボテンたちと同じ陽当たりの良いベランダで鍛え上げると下のような写真になったわけです。

子宝草

株径40cm以上(反り返った状態で40cmありますので、真っ直ぐになればもっと大きくなります)、高さ17cm(表土から葉っぱの先端まで)、葉っぱの枚数24枚と節間が伸びることなく立派になりました。
ほぼ同じ大きさの株がもう1つありますが、こちらはまだ花芽らしきものは出て来ていませんでしたが、 出てくる可能性は十分あります!

2010年11月13日
花芽らしきものが出て来たことはお伝えしましたが、そのたぶん花芽がだいぶ大きくなってきました。
しかもこの節だけでなく、その上も、そしてその下からも花芽らしきものが両脇から出て来ています。こんなに花芽が出るものなのか??

子宝草の花芽

前回の写真ではそれこそ何か全く分からない大きさでしたが、葉っぱのような形で、周囲にギザギザがあるのがはっきり分かります。
この葉っぱはたぶん2枚に分かれてそしてその間から花茎が出てくるようです。 そして花茎の先端でまたいくつかに分かれ多くの蕾を着けるようです。
花茎は50cm以上は伸びるようですから、蕾が見られるようになるのはまだだいぶ先のことです!

2010年11月15日
大株の子宝草の花芽がだいぶ大きくなってきたことはお伝えしましたが、なんとその大株の天頂部からも花芽らしきものが出て来ました。

子宝草の花芽

これまで花芽と呼んでいたものとは違い、蕾になるような丸っこいのがあります。天頂部の両脇の2枚の葉っぱが花茎につく葉っぱだったようです。ですから天頂部はずいぶん前から花芽が上がってきていたと思われます。そしてその一つ下の節からも新たに花芽らしきものが出て来ました。

子宝草の花芽

これは2日前に紹介した花芽の1つ上の節からです。後から出て来た割にはけっこう大きくなるのが早く、天頂部に近いほど生長が早いのかもしれません。ですがこれも花芽だとすると、この大株には5ヶも花芽があり、しかもさらに下の節にもなんかが出て来そうな傾向が見られるのが数節あります。子宝草ってこんなに たくさん花芽が出るのかなぁ??!!もし天頂部以外は花芽じゃないとしたら、何になるのかなぁ?!花芽じゃなくても面白そうではありますねぇ!

2010年11月19日
大株の子宝草の花芽ですが、天頂部、その一つ下の節、さらにその一つ下の節から計5ヶがだいぶ大きくなってきました。

子宝草の花芽

天頂部の花芽は太陽の方向に向くようで1日おきに向きを変えていましたが、最近では毎日向きを変えないといけなくなってきました。

子宝草の花芽

こちらはその一つ下の節から出ている花芽です。葉っぱのようなものはなくいきなり花芽が出ている感じです。前回よりだいぶ大きくなっています。

子宝草の花芽

こちらは上から2節目にでている花芽です。2枚の葉っぱの間に少し花芽が分かるようになってきました。顕著なのはこの5ヶなわけですが、さらに下の節にも着け根から膨らみが出ている場所が数カ所ありますので、こんなにも花芽が出てくるのでしょうか??もしかしたら天頂部以外は葉っぱになったりして?!胡蝶の舞も折れてから葉っぱの着け根から新芽が出てきましたので、もしかしたら葉っぱになる可能性もあるのかも??

2010年11月26日
子宝草の花芽です。天頂部の花芽は3ヶでしかもそれぞれが3つに分枝しているようです。10月下旬に室内に入れてから、花芽が伸びたこともありますが、それより日照不足で株自体もけっこう徒長し、高さは95cmを超えました。ですので、ちょっ とした震動で花茎がふらふらするので、かなり撮りづらくなってきました。

子宝草の花芽

この天頂部の花芽から下4節全てに花芽が出て来ています。そしてこの写真と同程度か、やや小さいものや、だいぶ小さいのもあります。最初は上から2番目の節の花芽が生長が早かったのですが、天頂部にそろそろ抜かれそうです。やはり天頂部の花芽が最も大きく花茎を伸ばす(50cm以上)からでしょう?!下の節 の花茎はあまり大きくならず、20〜30cm程度が普通のようです。
とりあえず花芽は順調に育ってきてくれていますので、来年2月頃には開花してくれるのではないでしょうか??

2010年12月07日
花芽はけっこう大きくなってきました。
現在は天頂部とその下の節3つまでは完全に花芽と分かるぐらいに生長していますが、さらにその下の節から出て来ているのは3mmほどで止まっていて花芽になるのかどうかは不明です。

子宝草の花芽 子宝草の花芽

左の写真は見ての通り、天頂部の花芽です。
3つに分かれた着け根から花芽の先端まででちょうど4cmほどです。
右の写真は一番下の花芽です。花茎はかなり伸 びていて着け根から7cmほどあります。そしてその場所から3つに分枝しています。
天頂部も節から出ている花芽もすべて先でさらに3つに分かれ、蕾はそこに11ヶほど着いています。まだ小さいのでもう少し増えるかもしれません。
ですので天頂部は33ヶ以上は蕾が着くと思われます。ただ節から出ているのはまだあまり展開していないので正確ではありませんが、天頂部よりは少なくなりそうな感じです。
でも小さな花ですが、いっせいに咲いてくれれば150輪ぐらいは開花しそうです!

今朝の最低気温は9度でしたが日中は全く日照無し、時々小雨がパラつき寒かったです。最高気温も11度止まりでコンテナも12度台でした。

2010年12月20日
花茎も伸び、蕾の数も増えてきました。こんなに伸びてしまうと、どこからが花茎なのですかねぇ?

子宝草の花芽

もしかしたらこの画像の一番下の葉っぱから上部全てを花茎と言った方がいいのかもしれませんねぇ??!
葉っぱの着け根からの蕾までの長さは天頂部で7cm、一番下の花芽で14cmほどです。
天頂部の直ぐ下の着け根からの花芽は一番小さく、この画像では大変分かりにくいですが、3cmほどです。
この画像に写っている部分の長さは55cmほどで、株全体の高さは110cmありますのでちょうど半分くらいです。まだ現在でも下部の葉っぱには1枚に 40〜80ヶぐらいの子株が着いています。
ですから少なくとも1000ヶ以上の子株がまだ着いているので、撮影のたびに動かすと毎回10ヶ近くの子株が落 ちてしまいます。そろそろ全て取ってしまった方がいいかもしれませんねぇ!!

子宝草の花芽

全体の画像では花芽があまりよく分かりませんので、天頂部の花芽のアップを追加しておきます!

明け方は雨でしたが、8時過ぎには止みました。といっても霧雨のような感じで外に出している鉢なんかも、表土はほとんど濡れていませんでした。
日照もほとんどないですが、最低気温が6度ほどあったので、寒くはありません

2010年12月29日
花茎もさらに伸び、蕾の数も増えてきました。写真は今朝8時前のものです。室内にも朝日が入り始めた頃です。

子宝草の花芽

天頂部の花芽は3ヶに分かれていますが、その1つ1つがさらに3ヶに分かれています。ただこの3つが1つの茎になっているようで、天頂部より下の節から出て来ている花茎もすべて3つに分かれています。ですので花茎は現在9ヶあります。1つの花茎には40〜45程度の蕾が着いていますので、少なくと360輪ぐらいは開花しそうです。
この写真でも何とか分かりますが、右の花茎の着け根からまた花芽らしきものが出て来ていますし、左の花茎の着け根にも何やら出て来そうな気配がありますので。もしかしたらこれらも伸びてくるのかもしれません。また天頂部から4つ下の節も以前少し出る気配があり2mm程度で止まっていましたが、5mmほどにまで伸びしかも少し先端が分かれてきましたので、これも花茎になり伸びてくるかもしれません。ですがこんなに花茎が出てく るものなのかなぁ??
あまり開花中の子宝草の全体が写った画像がネットで探してもないので、よく分かりませんねぇ!!かなり大きくなるので室内だと部屋中写ってしまうので出したくないのかもね?!

2011年01月05日
花芽もけっこう大きくなってきましたし、また茎の色も少し赤みを帯びてきました。
子宝草の花の色は紫がかった薄いピンクですので、花の色素で茎の色もそうなるのかもしれませんねぇ!

子宝草の花芽 子宝草の花芽

バックの色合いが違うのは撮影した時間が違うので、ご勘弁を!
左の写真は天頂部の花芽が3つに分枝している様子が分かる向きで撮っています。
ですから1つ下の 節や3つ下の節から出て来ている花茎はこちらに向かっていますので見にくいです。
右の写真は90度向きを替えて撮影しました。ですから先ほど見にくかった花茎もよく分かると思いますが、1つ下の節から出て来ている花茎はまだかなり小さいですが、3つ下から出て来ている花茎は一番大きくなっています。
何故こ んな節から出る花茎の大きさがバラバラなんでしょうかねぇ?!

2011年01月14日
蕾の数も増え、そしてそれぞれが膨らみ、顎が開き始める蕾もけっこう出て来ました。

子宝草の花芽

全体像撮影するにはけっこう動かさないといけませんので、今日は天頂部の花芽のアップのみです。
このぐらいでも顎が開いている様子が分かると思います。顎の中から花びらが見え始めていますが、まだ緑色ですので、薄紫色になるにはまだだいぶ時間がかかりそうです。
それとこの子宝草を置いている客間は、ふだん人が生活していないので、夜間は外気温より3〜5度ほど高いだけですのでねぇ!
先日も1度台まで下がっていましたから、子宝草にはかなり厳しいと思います。

2011年01月24日
10日前よりかは少し花芽が大きくなったのが分かります。ですが今年の寒さは室内でも かなり堪えるようで、この大株以外の6号鉢の2鉢も窓側の葉っぱが赤くふにゃふにゃになりかなり痛んできました。室内でも時々は0.5度まで下がりますし、年開けてからはずっと2度前後ですからねぇ!

子宝草の花芽 子宝草の花芽 痛んできた子宝草の下葉

一番右の写真で分かるように、子株を着けている葉っぱ、特に一番下から4節ぐらいまでは、子株を大きくするために葉っぱの栄養分すべてが子株に使っているみたいで、黄変してきました。下葉はいいですがこのままだと中間あたりの葉っぱも子株のために枯れてしまっては葉っぱが完全に無くなってしまいますので、この撮影の後全て子株を外しました。ざっと500ヶ以上はありそうです。

毎日ベランダの最低気温は測っていますが、今年の冷え込みは半端 じゃないですね!
花壇に地植えのオリヅルランが初めて真っ黒になってしまいました。地植えして5年経ちますが、こんなことは初めてです。
また不夜城もやや陽当たりの悪い場所に地植えしている株は変色してきました。不夜城にとってもかなり厳しい冬のようです。

2011年02月15日
少しずつ花芽は膨らんできていますが、日照不足に気温の低さで、開花までにはかなりかかりそうです!
写真では大きな花芽しか分かりませんが、小さい花芽まで数えると天頂部だけでも花芽は200ヶ以上ありました。

子宝草の花芽

脇からの花芽も入れると全部で500ヶぐらいにはなるかもしれませんねぇ!!
現在高さは120cmもうこれ以上は大きくならないと思います。
先日全ての子株を外したので、葉っぱの黄変も止まってきましたが、完全に根詰まりしているようで、先日水を軽くやっても、なかなか染みこみませんでした。
落ちた子株が表面に根を張っているのも原因の一つですが、ちょっと気になります!
開花前に枯れるなんて事にならないよう気をつけないといけませんねぇ!

毎日18時頃にベランダの温度計をリセットするのですが、昨日はその時既に1.4度まで下がっていました。
ですからかなり冷え込むんじゃないかと思っていたのですが、今朝のベランダの最低気温は1.0度でした。
昨晩はかなり暖かかったようです。雪も庭木や鉢の上にはまだ残っていますが、花壇や道路などはほとんど溶けました!

2011年02月24日
子宝草(Kalanchoe 'Crenatodaigremontianum')の花芽ですが、ここ数日の暖かさで小さかった花芽も少し大きくなり始めました。
ですが膨らんでいた花 芽はほとんど変化せず。全ての花芽が同じぐらいの大きさにならないと開花が始まらないのかもしれませんねぇ?!
昼前に少し晴れ間が出て来たので、ベランダ の近くまでもって来て撮影しました。

子宝草の花芽 子宝草の花芽

天頂部とその1つ下の節から出て来ている花芽です。天頂部は一番膨らんでいますし、数も多いですが、その下はやや数が少ないです。

子宝草の花芽 子宝草の花芽

さらに1つ下の節目と一番下の花芽です。
この3番目と4番目の節から出ている花芽はここ最近ずいぶん膨らみました。また花茎も結構長く花芽の数も多いです。
何故節目によって花芽の数が違ったり、花茎の長さが違うのでしょうかねぇ??
室内に置いているので、日照時間が高さによって変わるからなのか???

日照はほとんどありませんが、気温は高く、今日も暖房は必要なしです。

2011年03月29日
下葉が枯れた株元の茎から子株が出て来ました。葉っぱが出ていた節の上部からです。
けっこう出て来ていますが、これで上部の葉っぱまで枯れ出さないかちょっと心配です!

子宝草の子株

花芽も少しずつ膨らんできていますが、あまりにも数が多いので、もしかしたらすべては開花しないかもしれませんねぇ?!
それと少しの振動で株がふらつくの で、根がかなり痛んでいるようで、土の乾きがかなり悪くなってきました。
室内でもう少し陽当たりの良い場所があれば良いのですが!

昨日桜の開花宣言がありました。例年より3日早く、昨年より9日遅い開花でした。
昨日は午後から仕事で市内に出てましたが、開花している桜は見えませんでしたねぇ!我が家の周辺でも開花にはまだ4、5日はかかりそうな所ばかりですし!!
今朝のベランダは1.5度でした。今日も朝から快晴ですが、ベランダには布団など沢山出ていて、サボテンくん達には木漏れ日程度ですねぇ!

2011年04月15日
根詰まりと日照不足(背が伸びすぎて室内から出せないため)、4月に入ってからの高い気温と低湿度で花芽が干からび始めていたのですが、一昨日あたりから開花が始まりました。

開花が始まった子宝草

天頂部の花芽が一番多いのですが、天頂部は開花しておらず、その一つ下の節から出ている花芽から開花が始まりました。
ピンク色になっているのは干からび始めた花芽で少し振動するだけで落ちます。緑の花芽も花弁が伸びて開き始めたのは開花が始まったと思われますが、花弁が伸びずシベだけが伸びてきている花芽もあり、日照不足と葉っぱがかなり少なくなっていることで、光合成不足になり花弁が作られないと思われます!
子宝草の花の色は最初はライム色で徐々に淡いオレンジになって胡蝶の舞と同じ色になるのですが、我が家のは少し難しいかもしれませんねぇ?!
今の感じだと半分ぐらいは落ちるか、奇形になりそうです。
今回始めて子宝草が花芽を着けたわけですが、とにかく下葉を落とさないように、夏頃から子株を全て取ることが必須だったようです。
ただ我が家のように室内でも零度まで下がる厳しい環境では、子株を取ったとしても、同じじだったのかもしれませんが??

今日は朝からあまり日差しはありません。
ベランダの気温は高く11.5度でした。日差しはありませんが、気温は高くもう既に20度を超えました。

2011年04月19日
15日は脇芽から出ている花芽の開花が始まったのですが、ようやく天頂部の花芽も開花が始まりました。

天頂部の花も開花が始まった子宝草

天頂部もかなり花芽が干からびて、50ヶ以上蕾が落ちてしまっています。でもまだ100ヶほどは残っているので頑張って色づいて欲しいものです!
子宝草をく れた叔父の話では長い期間開花しているようで、5月末ぐらいまでは咲くようです。
花が終わったらこの株どうしようかな?
まだ巨大な株が2株もあるし、耐寒性のない品種は管理が大変ですのでねぇ!

2011年04月26日
胡蝶の舞(Kalanchoe laxiflora)ですが9輪全て開花し、満開になりました!
大きい株が6輪、小さい株が3輪です。小さい株にはあと2ヶ花芽が着いていますが、大きくなりませんでした。

満開の胡蝶の舞 8分咲きの子宝草

子宝草(Kalanchoe 'Crenatodaigremontianum')は半数近い花芽は干からび落ちましたが、残った蕾はなんとか8分程度は開花しました。
ですがシベはあるものの葯が無かったりと、かなり変なのが多いです!花弁の色も黄緑から少し赤みを帯びた黄色になってきましたが、左の胡蝶の舞のような色になるにはかな りかかりそうです。

2011年05月08日
このところの高い気温のせいで、子宝草(Kalanchoe 'Crenatodaigremontianum')の花の傷みが早くなってきました。
ほとんどの花が薄いピンクには色づきましたが、胡蝶の舞のような濃いピンクになる前に花が終わりそうです!

花が萎みだした子宝草

株の高さは125cmほどあり、鉢込みで140cmを超えていますので、階段を降ろすのは難しかったですが、なんとか降ろしました。もう開花できそうな蕾もありませんので、もう少し花が痛んだら、破棄する予定です。というのもこの親株の株元から新芽が出てくればいいのですが、新芽ではなく子株が出て来ていますので、この株から来年また花芽が出ることは無いような気がします。ですから新たに花を咲かすには新しく子株を生長させることが必要だと思うからです!! このへんは胡蝶の舞も同じだと思います。この花の着け根が全て子吹きするようですので、その子株を育てても良いのですが、表土に10ヶ以上子株が根付いているのでねぇ!その子株を2、3ヶを育てるつもりです。

2011年05月12日
子宝草(Kalanchoe Crenatodaigremontianum)に子株が出て来ました。開花中の株ではなく、昨年6号鉢に鉢上げした株からです。
この鉢も株を大きくするのであれば、春に植え替える必要があるのですが、まだそのままです。

子宝草に子株が出て来ました

株径40cmの子宝草が植え込まれた6号鉢は2鉢あるのですが、どちらも同じ様な状態です。この2鉢は株の大きさから今年開花できるとは思いますが、どうのような形で冬越しに入り、早く開花させられるのか検討するために、栽培の方法を変えようと思っています。一鉢は今月に表土に根付いた子株を取り除き、根鉢を大きく崩して親株だけを6号鉢に植え替える、もう一鉢は夏以降にやはり表土の子株はすべて取り除き、少し根鉢を崩して7号鉢に植え替えるつもりです。それと葉っぱから出る子吹きは両鉢とも全て早めに取ることにしています。今年うまく開花出来ていれば、もう栽培は終わりにしようかなと思っていたのですが、 今年は中途半端な開花に終わってしまったので、来年こそは胡蝶の舞のようにきれいに開花させたいので、今年も子宝草を引き続き栽培することにしました!さてうまくいくかな??!

2011年05月16日
大株の子宝草(Kalanchoe 'Crenatodaigremontianum')の花もほとんど萎み、そろそろ処分しようかなと思っていたところ、株元を見ると、子株と思っていたのが花芽でした。

新たな花芽が出て来た子宝草

もっと下の方に出ているのは全て子株でしたが、ここだけは花芽でした。またこれより上部にも何か出ようとしているところがありますが、もしかしたら花芽が出てくるかもしれませんねぇ!他のサイトで7月ぐらいまで花が咲いていた記事を見たことありますが、天頂部は終わっても、次から次へといろんな場所から出てく るのかも?!

今朝のベランダの気温は14.5度でした。この間まで20度近くあった時は、朝早くからマミラリア達が花を開かせていましたが、さすがに昨日や今日のように14度以下だと午前8時でも半開と言ったところです。芍薬も昨日の強い風で花びらが結構散り始めましたので、そろそろ花を切った方が良さそうです!

2011年06月26日
1ヶ月ぶりの登場、子宝草(Kalanchoe Crenatodaigremontianum)大株くんです。最初の花芽は終わりましたが、子株が出て来てそこに花芽が着いて開花したり、花が終わったところは全て子株が出て来たりと、とんでもない状態が続いています。

節から子株が出てそこからまた花芽が出て来た子宝草 花が終わり子株が出て来た子宝草

左の写真は株元の下葉が枯れた節に子株が出て来て、それに花芽が着き開花目前です!節に出て来た子株にはかなりの確率で花芽が出るようです。右の写真は天頂部の花が終わったところです。子株がバンバン出て来ました。この部分でもやはり着いた子株から花芽が出て開花しているのも、たまにあるようですが確率はか なり低いようです!とにかく葉っぱの縁以外にも子株が出てくるということです!胡蝶の舞も葉っぱの着け根から子株が出て来ますので、子宝草もこの性質を引 き継いでいるようです!!子宝草は子株が簡単に増えるのであまり実生など興味はありませんが、種子は出来るのでしょうかねぇ??

午前三時半頃、強い雨が降り雨音で目が覚めてしまいました。一時間ほど降り止みましたが、窓を開け網戸にしていましたが、さすがに気温27.5度、湿度72%では大変蒸し暑く窓閉めて除湿で動かしました。それでもあまり寝れなかった!!

2011年11月11日
4日の記事にも書きましたように子宝草の花芽が今年も上がって来ました。あれから1週間少し大きくなり花芽らしくなってきましたので、雨の止んでいる時に撮影しました!

子宝草の花芽

この花芽は天頂部から出ている花芽です。この下の節、2節にもそれぞれ左右に1本ずつ出て来ています。昨年の株より小さな株なので、それほど多くの花軸が出 てこないとは思いますが、それでも5本出ると数百輪の開花数になります!同じサイズの株がもう一株ありますが、そちらもほとんど同じぐらいの生長度です! 現在子宝草は全て屋外に置いていますが、耐寒性が低いので最低気温が7度を下回り始めたら室内で管理することになります。

9本の花軸を着けた子宝草大株

今年開花した上の写真(5月初め頃)の大株は花後、着花部位全てに子株が出て、しかもその子株にも子株が着き1000以上の子株が出来てしまっていました が、先日株元で切りました。葉の縁に出はなく、花軸に着いた大量の子株は大変珍しいようで近所の方が欲しいと言われてもらわれていきました!

2011年12月02日
前回の記事から3週間経った子宝草の花芽ですが、だいぶ大きくなってきました。ただまだ外に出しっぱなしなのと、日照が2時間ほどしか当たらない場所なので、昨年に比べると少し遅いです!

子宝草の花芽(天頂部) 子宝草の花芽(節部)

左の写真は天頂部の花芽ですが、もう1株も同じぐらいの大きさになってきました。右の写真は天頂部から2節下がった葉の着け根の花芽です。3つの節から花芽が出て来ていますので、花軸は全部で7本になりそうです。もう1株は、2節からしか今のところは出て来ていないので、その当たりは違うようです!
昨年我が家の厳しい冬を体験しているとは言え、さすがにそろそろ外では厳しくなってきましたが、いかんせん置き場所がありません。一階の室内は陽が当たると ころが無いので、二階に持っていくしかないのですが、こちらは完全に観葉植物や耐寒性の低いさぼてん達の置き場所になるので、持って行くことができません。しかも2株とも1mを超えているので、動かすのも面倒ですからねぇ!
マイナスになりそうな時だけ夜間は納屋に入れるかな??

2012年01月10日
1ヶ月ぶりの登場、カランコエ属 子宝草(Kalanchoe Crenatodaigremontianum)達です!年末までずっと屋外だったので、ピンクに色づきました。
これ以上色 づかせると開花までにすべて葉が枯れる可能性も高いので、現在は1階の縁側に取り込みました!
昨年の同時期に比べると花芽は大きくなっていませんが、外に出していた期間が長かったので仕方ありません!

色づいた子宝草

2株とも寒さで花芽が一部枯れたのが出て来ていますが、室内取り込み後なんとか踏みとどまっているようです?
これまで何度も書いていますが、子宝草は耐寒性がないので、最低気温5度以上を確保して、十分に日光に当てるのがベストの冬越しです。
またピンクに色づいた葉は春になっても戻らず枯れてしまいますので、来年もこの株で開花させる場合は、葉をピンク色に色づかせてはいけません。
我が家は室内でも零度まで下がるため、多年草として扱わず、開花までの2年で株を更新することにしています。開花にまでこぎ着けられれば、その跡から子株が山ほど出てきますし、表土にも各鉢30株以上子株が根付いているので、それで更新することもできます!

今朝のベランダの気温は1.0度でした。朝から晴れ間もあり、温室内は10時には20度まで上がっていました。



続く・・・・・・・


最新情報はCometのサボテン栽培日記のカランコエ属で確認願います!

Cometの趣味の園芸TOPページへ

サボテン、アロエ、多肉植物の培養土のレシピはこちら

アロエ、多肉植物用培養土のレシピと作り方はこちらです

モミジアオイの育て方はこちら    アッツザクラ(ロードヒポキシス)の育て方はこちら

サギ草の栽培暦と育て方はこちら

猩々丸の育て方はこちら     月影丸の育て方はこちら    金洋丸の育て方はこちら     内裏玉の育て方はこちら

銀紗丸の育て方

短毛丸の胴切りはこちら    短毛丸の植え替え方はこちら     短毛丸の株分け、子株の育て方はこちら

アロエ不夜城の特徴、植え替え、育て方はこちら     大株のアロエ不夜城などの仕立て直しはこちら

アロエ・ベラの栽培暦と育て方はこちら

ベンケイソウ科カランコエ属 胡蝶の舞(こちょうのまい)の栽培暦と育て方

ベンケイソウ科クラッスラ属 火祭り(ひまつり)の育て方はこちら

ベンケイソウ科センペルビウム属 巻絹(まきぎぬ)の育て方はこちら

ハマミズナ科プレイオスピロス属ネリー、園芸名 帝玉(ていぎょく)の育て方はこちら

Cometのサボテン栽培日記はこちら    サボテンの花の写真 フォトアルバムはこちら

Cometの栽培環境
関西中部の高温多湿、冬はけっこう寒い地域で、多肉植物にとってもわりと厳しい環境です。
2011年3月現在のベランダ温度はマイナス5.9度からプラス42.2度でした。
基本は無加温、防寒、防風処理なしのベランダと軒下栽培ですが、子宝草の場合は最低気温が7度以下になった頃から夜間室内に取り込むようにしてます。
最高気温が10度を切り始めると終日室内の陽当たりの良い窓際で管理しています。
居住地は風の通り道にあるようで、日照が無くても表土は割と早く乾きます。
水は基本的には雨水(弱酸性)を使用。貯めた雨水を使う場合と雨の日に外に出す場合とがあります。
水道水はPh5.8以上〜8.6以下に定められていますが、多くはPh7以上、地域によっては8以上のアルカリ性ですので、水道水をそのまま使うことはありません。私の町の浄水場のPhは7.39(2008年3月問い合わせ時)
水道水を使う場合は浄水器を通した水を前日かそれ以上前に充分攪拌し汲み置きして使います。
また弱酸性にするために1000倍程度になるように木酢液を添加することもあります。
培養土のレシピ,栽培方法等もまだまだ試行錯誤の段階です。
もし参考にされる場合は、株の健康状態、ご自身の栽培環境等十分に考慮し自己責任でお願いします。


このページは、Cometのサボテン栽培日記で投稿した内容をまとめたものを、その後の経験等に基づき、随時加筆や修正しています。
ですから日記掲載当時と若干考え方や内容に違いがありますが、ご理解ください。
また子宝草に関してご意見、ご質問等ございましたら、上記のCometのサボテン栽培日記の関連記事からコメントしてくだされば、答えられる範囲でお答えさせていただきます。

inserted by FC2 system